山麓王国

全年12月5日の投稿4件]

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今回も長い話になりますので、2回にわけてお話させていただこうとおもいます。

まず、前回に引き続いて民主主義の話をしようかともおもったのですが、その矢先に韓国での戒厳令のニュースが飛び込みました。

あれはまさに「いざとなったら独裁権やそれに近い権限を持つ機関や人があれば、統制がとりやすくなる」というギズモさんのおっしゃった権限を、韓国の政権が利用したものでした。

いまの韓国は右派政権ですが、その政権の出した国家予算に対して、野党(左派)の反対があって決議することができず、国家運営が停滞してしまうという理由で、戒厳令を発したというのです。

戒厳令が実際に敷かれれば、国民の自由や人権は制限されることになります。

これに対して日本のネットでは、右派と左派がそれぞれの見方をいつものように批判し合っていました。

ぼくはそれをみて、ここでの民主主義の話はやめようとおもいました(笑)

ただひとつ、ギズモさんのおっしゃったように、どのような立場であれ、いい方向に世の中が変わっていくべきだとぼくもおもいます。

もしかしたら不完全燃焼におもわれるかもしれませんが、この件はこれでおしまいにさせていただきます。



モロヘイヤは、夏になると比較的食べやすい葉野菜のようで、よく売れます。

ぬめりはありますが、クセが少なくてアクもないでしょう。

夏の葉野菜って、ほとんどぬめりがあって、しかもアクが強いものが多いんです。

つるむらさきにせよ、空心菜にせよ、重曹などのアルカリ性の薬剤でアク抜きしないと口の中がギシギシするような野菜です。

おそらく地域性もあるとおもうんですが、モロヘイヤは下処理なしで料理につかえるので、うちのあたりの夏の直売所では人気があるようです。

人気があると知らず、これまであまりつくってこなかったのですが、意外とよく売れるので、来年は主力のひとつにしようとおもった次第です。



お風呂があたらしくなって、なによりでした。

個人的な話なんですが、ぼくはお風呂の配管の金属アレルギーなのか、薪で風呂をわかしたり、あんまり長く追い炊きをするとダメということがわかりました。

子供のころから、二日目のお風呂でじんましんが出る体質だったんですが、あたらめてこっちに住むようになってアレルギーの出どころがはっきりしました。

せっかく薪風呂が楽しめるお風呂なのに残念ですが、薪集めしなくてよくなったと前向きにとらえています(笑)

うちも風呂の窓があるんですが、窓を開けて外気を取り入れながらお風呂に入るの、気持ちいいですね。



さて、今回話が長引いたのは、大原寂光院に旅行した話を、平家物語と絡めて書こうとおもったからです。

5000文字ほどになったので、前後半にわけて投稿させていただきます。



寂光院に行ったのは、大原が京都市の中でも非常に山深い田舎だったからなんです。

どれくらい山深いかというと……NHKに2分に満たない大原の動画がありましたので、ぜひお暇なときにでもご覧ください(笑)

https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?...

この動画の冒頭で、大原を俯瞰した場面があるのですが、その画像を拝借して、寂光院の位置を示します。

20241205171605-nouennushi.png



京都市内はいまや外国人観光客のルツボと化していて、休日はもちろん平日でも人が多く、駐車場を探すのにも苦労しますし、行く気になれませんでした。

ところが大原は京都市にもかかわらず、喧騒から離れた場所にあります。

特に私生活上のなにかがあったわけではありませんが、旅行に行けるのが平日だったので、日本の歴史上指折りの悲劇の舞台のひとつを、実際にみてみたいとおもった次第です。

ぼくは、當麻曼荼羅を編んだ中将姫もそうですが、日本史上の、悲劇のヒロインに興味があるのかもしれません。



大原は地理的には、京都市中心部(御苑)の北東にあたります。

御苑から寂光院までの距離は直線距離で10kmちょっとです。

実際に行こうとおもうとあと数km伸びるでしょう。

行こうとおもえば、徒歩で半日の距離です。



御苑は朝廷のあった場所で、平清盛ら平家の一族がいた場所でもありました。

安徳天皇の母、平徳子は29歳のときに山口県の壇ノ浦の悲劇から生還して、朝廷から北東に10kmしか離れていない大原に隠棲しました。

本人が望んでそこに決めたわけではないとはいえ、いじましい距離だとおもいます。

余談ですが、大原では古くから「大原女」といって、山でとれる柴(小枝)や薪、農産物を女性が頭に乗せて、京都市内まで売りに出ていたといいます。

徒歩しか交通手段のなかった時代には、山の恵みを都で売るにはちょうどよい距離だったんですね。

大原女は特徴的な格好をしているんですが、これは徳子の従者であった阿波内侍が作業着にしていた衣装が元になっているそうです。

さすがに戦後は大原女の風習も廃れましたが、いまでも観光文化としては残っています。

大原に行ってつくづく感じましたが、建礼門院徳子の伝説が土壌や空気に溶け込むようにして残ってるんです。




話を戻します。

徳子は天皇の母とはいえ、その天皇もうしなわれ、朝廷からすれば逆賊とさえいわれかねない立場になってしまいました。

つい数年前までは、朝廷で栄華の頂点を極めていたのです。

それがすべてを失い、29歳にして剃髪し、700m級の山々に四方を囲まれた大原の山麓で、世をはかなみ、平家の菩提を弔いながら生きることになってしまった。

出家した徳子(建礼門院)のこのような歌が残っています。

思ひきや 深山の奥に住まひして 雲井の月をよそに見んとは

深い山奥に住まうこととなり、かつて朝廷から見ていた月を、まさかこれまでの暮らしと縁のない、遠く離れた場所から眺めることになろうとはおもいもよらなかった、というような意味です。

「よそ」という言葉に、ここはじぶんの本来の居場所ではないという意味が込められているようにおもえます。

かつて暮らした朝廷の華やかさに焦がれ、汚名と孤独を背負いながら、過酷な山奥で生活するのは、死ぬよりもつらいことだったかもしれません。


(後半へ続く)

2023年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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岡林信康の曲で、山谷の労働者の暮らしぶりを歌った「山谷ブルース」がありますが、フォークは、反戦や政治批判、労働歌などメッセージ性の高いものであったものが、
時代とともに穏やかなものに形を変えていったように思います。

私もかぐや姫あたりから聞くようになり、岡林信康や泉谷しげるなどは、ずいぶん後から仕事の一環として何曲か聞いた程度です。

泉谷しげるの「春夏秋冬」は、10年ほど前、仕事で歌いました。
病院の職員の新年会に呼んでいただいたのですが、そこは共産党の病院でした←私はその病院にも共産党にも関係はないのですが、ご紹介で。
全部で10曲ほど歌いましたが、なぜこれを選曲したのかまったく思い出せません。
思想的に問題がなかったのか今になって気になります(笑)

アメリカあたりのフォークは、もともと「叫ぶ」の意味合いがあったようですが、日本でもそのような歌い方のイメージが大きく、
ストレートな歌詞もあれば、よく読めば何かを示唆しているものもあったかと思います。
かぐや姫は全体的にのんびりした感じが多いけれど、たまにシャウトしているのがありましたね。

「朝日楼」、持ち歌なんです。
ご存じだと思いますが、「朝日のあたる家」は、アメリカの古い民謡ですが、それをアニマルズがブルース的にカバーして大ヒットしました。
「朝日のあたる家」が刑務所を示唆しているので、女性版として遊郭と表現したのが浅川マキですね。
「朝日のあたる家」だと、なんとなく単調になるものが、浅川マキの詞によって、農園主さんの仰る、情念や怨の要素満載の歌になり、
この歌詞だとああいった歌い方しかなくなるわけですね。
これが持ち歌と聞くと、私のイメージもベラになってしまいそうですが(笑)

歌詞だけを変えてもこれほど違う曲になるので、やはりこれも農園主さんが書いていらっしゃるように、コピーではなく、「じぶんの色を出して遊ぶ」ことが、
音楽の楽しさのように思います。

「変装用メガネ」は、度が入っていない素通しレンズのメガネです。
そんなものをわざわざかけるくらいならば、かけなくていいではないかという自問自答をしながら敢えてかけているのですが、ただの「度なしメガネ」というのがつまらないので、そのような愛称になりました(笑)

今日は、お隣の神奈川県。大磯にある「六所神社」に行ってきました。

御創建は2100年ほど前、崇神天皇甲申の歳(紀元前97)、出雲地方より移住した氏族がこの地域を「柳田郷」と名付け、彼らの祖神である櫛稲田姫命、素盞嗚尊、大己貴尊(大国主命)を守護神とした。


一年ほど前にお参りしたことがあったのですが、昨日の夜なんとなくHPを見ていたら、今日が5年に一度の大しめ縄の掛け替えの日でした。

出雲大社の大しめ縄を製作している島根県「大しめ縄創作館」に奉製を依頼しております。


行った時は掛け替えは済んでいましたが、ピッカピカのしめ縄に心がす~~っとしました。



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車は怖いですね。
巻きこまれなくて本当によかったです。

(追記)
去年10月の六所神社です。しめ縄の色、違いますね。

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そういえばきのう、朝6時半くらいのこと。

配達を終えた帰りに、国道を走っていたら、前の車が寝ぼけてたのかなんなのか、カーブ道で時速60kmくらい出しながらガードレールにぶつかりました。

「がしゃん」という音がして、車の軌道が変わるほどでしたから、けっこうな衝撃だったとおもいます。

エアバッグが出てもおかしくなさそうですが、あれくらいでは出ないのかもしれません。

そのまま走り続けていたので、ぼくも後ろをついていたんですが、10分ほど走って前の車が右折するとき、追い越しざまに車をみたら、左のボディがボコボコになっていました

後ろからみていたらわからなかったんですが、カーブでガードレールに気づいてあわててハンドルを切って、結局横から当たった格好だったのでしょう。



黒いセダンで、たぶんミドルクラスの乗用車だとおもうんですが、あれを修理するとなると、10万ではすまないだろうなとおもいます。

もちろん、命にかかわるようなことじゃなかったのならよかったというのが傍観者の感覚ですが、当人はきっといろいろおもうこともあるでしょう。

ほんの数秒の不注意でタイヘンなことになってしまうんですよね。

他山の石として、ぼくもいよいよ気を付けようとおもった次第です。

#与太話
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岡林信康は、むかしうちの隣町に住んでいたようです。

しかしぼくのフォークの知識は、かろうじて吉田拓郎に届くかどうかといったところで止まっていて、岡林信康までは届いてないんですよね。

ぼくの場合は、かぐや姫とかチューリップ、長渕剛あたりから入っていて、それはぼくらの世代では多くがそうなんじゃないかとおもいます。

それよりひとつ世代をさかのぼると、ぼくが生まれる前の、50年代60年代の時代の特徴が理解できていないと、曲のよさを知る取っ掛かりがつかめないような気がします。

友川カズキや吉田拓郎もそうなんですが、フォーク黎明期あたりの音楽はちょっと手が届きにくいというか、かれらの曲は網羅して聞くよりも、つまみ食い的に好きな音楽をたまたま見つける、という感じになりがちです。



ちあきなおみに妖怪人間のベラを感じたというのは、ただしいとおもいました。

というのも、たぶんあの系統のミュージシャンのラインがあるんですよね。

ぼくの知る限り、その系統のパイオニアにあたるのが浅川マキです。

浅川マキは、演歌にもあるような「怨」だとか「情念」といった要素を抽出して、歌謡の世界に持ち込んだというか……アンダーグラウンドとしか言いようのない世界観で、一種熱狂的なファンを獲得していました。

その路線の延長線に、ちあきなおみや藤圭子があって、彼女たちも「怨」や「情念」を抽出してるんですが、浅川マキよりは商業的に洗練されています。

で、さらに彼女らの亜種、発展形のようなラインに、中島みゆきや和田アキ子がいます。

変わったところだと、森田童子もそうだとおもいます。

以下は浅川マキの「朝日楼」(もとはアメリカのフォークソング)で、次がおなじ曲を歌うちあきなおみです。

ちあきなおみの動画の最初に、「訳詞 浅川マキ」とあります。





あと浅川マキの「ちっちゃな時から」という曲があるんですが、このファンクな曲を聴くと、和田アキ子がこの系譜にあるのもお分かりいただけるとおもいます。



浅川マキを画像検索したものを貼り付けておきますが、妖怪人間ベラ系統の総元締めのような圧倒的存在感があります。

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ギズモさんは近眼なんですね。

ぼくはもう、一般的な人よりもはるかに早い老眼で、もう50~60代の方のレベルの老眼鏡をつかっています。

変装用のメガネ……ギズモさんは有名人なのでしょうか?



歌は本人が歌ったものがいちばん伝わるというのは、ぼくもそうおもいます。

そのうえで、個人的にはカバーをする人がどのように元歌の解釈の幅を広げるのか、ということは楽しみで、たとえばビートルズのカバーなんかだと、たまに特大ホームランを打つようなミュージシャンがいたりするんですよね。

そもそもハードルが高いところを越えてくるような作品が、ごくたまにあるのを探すのが楽しいというか……ぼくはヘンな楽しみ方をしています(笑)

日本のミュージシャンの場合はよく、「カバーじゃなくてコピー」と揶揄されることがありますが、もうすこしじぶんの色を出して遊んでもいいような気がします。

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