山麓王国

2024年7月26日の投稿1件]

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ぼくはよその国の神話のことはよく知らないのですが、ちょっと真剣に取り組んでみようかとおもっています。

ギズモさんのおっしゃったように、神話と実際の歴史は地続きです。

なので、各国の神話を読む場合、その国の神話当時の古代から現代にまでつながる人々の精神性であるとか、文化的な側面、地理的な関係にまで踏み込んでいかないと理解できないので、大仕事になるんですよね。

そしてこれもギズモさんがおっしゃっていた通りで、歴史は想像していくものですよね。

ヘンなたとえですが、歴史について考えるのは、星座をつなぐのに似ているかもしれません。

考古学的に立証された物的証拠や、残された文物、実際に起こったできごとなどを点とします。

これらはもう固まった出来事なので、変えることができません。

しかしそれをどう線でつなぐのかというのは、個人の裁量でどうにでもなるところも多いんです。

だから、歴史小説でその作家が、歴史上の人物をどのように切り取って、歴史的事実の行間をどう想像したのかは、読み手として最大の楽しみです。

たとえば最近、『極楽征夷大将軍』を聞きました。

あれは足利尊氏・直義兄弟の人生を描く話なんですが、歴史的事実の点を見事な星座につないだような作品でした。



高木彬光さん、推理小説家なんですね。ずいぶんおもしろそうな作家で、興味があります。

『邪馬台国の秘密』もおもしろそうです。

ぼくは推理小説の分野にうとく、かろうじて山田風太郎さんは名前を知っていますが、その知己である高木彬光さんは知りませんでした。ギズモさんはよほど推理小説を読み込まれてるんですね。

チンギスハンと義経の同一人物説は根強くささやかれていますが、あれはいわゆる「ヒトラーは死んでいなかった」の類の伝説で、特に影響力のある権力者が非業の死を遂げた場合に起こりやすい現象だとおもいます。

Wikipediaには「生存説」という項目があって、死後の生存がささやかれた人物が列挙されていました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%...



ところで、ぼくの卑弥呼の話は、おそらく考えた人はいるのだとおもいます。

けれどこういう話は発表しづらいんじゃないかと推測しています。

なぜなら、初代天皇からの初期の系譜に、憶測で手を突っ込んでかき回すようなことをしたら、思想的にうるさい人がなにを騒ぎ立てるかわかりません(笑)

なにせ、証拠らしい証拠のない話ですから。

これこそ、森鴎外の『かのように』が伝えていたことで、わが国では初代神武天皇からの天皇は、たとえ疑わしいにせよ存在した「かのように」しておかねばならない、アンタッチャブルなところなので、そこを証拠もなしにまことしやかなことをいうと、それこそなにをされるかわかりません(笑)

しかし、大々的に発表せずとも、こういうことを内々に気づく、たのしむということが、歴史を愛好する人間にとって喜びなのはまちがいないですね。

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