No.1601
H2ブロッカーというと、市販薬でガスターがありますね。
あれは強力な胃薬だそうですね。
胃薬を買うときにガスター10を買うか悩みましたが、薬局の薬剤師いわく、あきらかに胃炎の症状が強くてつらいときならおススメするが、ふつうに胃酸があがってくるような感じであれば、パンシロンでよいとのことでした。
あまり長くつかうようなものでもないらしく、一か月続けたとなると、副作用もあったことでしょう。
しかし素人考えではありますが、あるいはストレスによる諸症状の中の、胃痛が解消されたことで、後ろ側に隠れていたうつ症状が前に出てきたということもあるかもしれません。
いま、そのストレスが解消されている状態なのでしたらなによりです。
前回に続いて最近つくづくおもうことですが、ストレスは万病の元ですね。
実力勝負で生き馬の目を抜くような芸能界で活躍する芸能人は、ストレスの多い職業のひとつだとおもいますが、ストイックにやっておられる方ほど、一般的に聞きなじみのないような病を得ることが多いようにおもえます。
個人的にああいう病気は、強いストレスを受けていることも原因ではないかとおもっています。
しかし政治家のように舌が何枚もあって肝の据わった種類の人は、ストレスに強い傾向にあるのではないかという気もします(笑)
ストレスはもちろんよくないといいますが、ストレス負荷の強さや、その長期的な影響と様々な病気との関係性を疫学的に追究したという論文はみつかりませんでした。
以前出てきた話題のようにおもえますが、夫源病というのがあって、ただ夫がそばにいるというだけで妻の心身に不調があらわれる病態があるらしいのです。
その不調のありようはさまざまですが、不定愁訴のような原因のわからないもの、アレルギー疾患から、胃腸の不調、強い更年期障害など。
しかし夫源病の場合、離婚したとたんに長年の宿病がウソのように軽快したという、にわかに信じがたいようなケースもあるようです。
ストレスを受けた際にはコルチゾールやアドレナリンといったホルモンが分泌され、交感神経が刺激されるといいますが、ストレスによるホルモンバランスの変化は、あまり長期間慢性的に受けてよいものではなさそうですね。
ちょっと残酷な話なんですが、牛の屠殺は、牛の苦痛をできるだけ減らすよう行程が完全にシステム化されています。
かといって、食肉にするわけですから麻酔をかけるわけにもいきません。
それで、まず牛の眉間にすさまじい衝撃(ノッキング)を与えるんです。
これで牛は即座に意識を失い、昏倒します。
するとべつの担当者が素早くナイフで頸動脈を切り、またべつの担当者は同時に牛の足をロープにくくります。
この作業は牛の昏倒から数秒でおこなわれます。
放血すると同時に牛は逆さづりになり、一分半で心臓が鼓動したまま体内の血液がすべて流れます。
牛はノッキングからおよそ2分足らずで、失血死することとなります。
これがいちおう苦しみを最大限減らした屠殺方法だというのですが、ノッキングの衝撃の後、牛が苦しみを感じているかというと、なにも感じていないのだそうです。
というのも、ノッキングによって気絶した牛が、ごくまれに放血中に意識を回復することがあります。
するとかわいそうに、意識を回復したとたん一気にストレスが高まり、血圧が上がります。
しかしもう放血しているわけですから、やはり一分半で心臓は止まって死に至ります。
このように意識を回復してしまった個体は、解体すると肉のあちこちに血の染み(血班)が出るそうです。
これはストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリンを大量に分泌したことで一気に血圧をあがり、死までのわずかな時間に毛細血管が切れたために、血班になるというのです。
逆にいえば、意識を失っている間はストレスホルモンも出ず、血圧も上がっていませんから、神経が作用しておらず、苦痛を感じていないというわけです。
強いストレスが、どれほど肉体に影響を与えるかということの一例として、お話させていただきました。
コルチゾールやアドレナリンも、足りないのはそれはそれで疾患の原因にもなるといいますから、ほどよいストレスは必要だと言います。
しかし強いストレスが慢性的にかかっている状態は、やはりよくないでしょうね。
おかげさまで体調は日に日によくなっているんですが、そういえば最近ぼくも、自治会長になったことであれこれ会議に参加する中で、具合がわるくなりました。
4月6日に、ほとんど土木工事のごとき集落の溝掃除のあと、自治会の決算会、そして決算の承認のあと、広域自治会の会議に参加、という日がありました。
一日気が休まらなかったんですが、夜血圧をはかると150-100とひどく高く出て、やはり体調がわるかったんです。
身体を酷使したからというより、精神的ストレスが回復途中の心臓によくなかったのだとおもいます。
そういえば、と教えていただいた深呼吸をおもいだしました。
調べてみると、ただしい深呼吸のやり方があるそうです。
鼻から5秒間息を吸います。
そして口から10秒間息を吐ききったあと、さらに5秒間肺の空気をぜんぶ出すイメージで息を吐きます。
この一連の動作を繰り返すうちに、交感神経優位から副交感神経優位にスイッチが切り替わっていくというのです。
10分ほど深呼吸を繰り返していくうちに、たしかに眠くなってくるような感覚があり、血圧をはかるとまだ高めではあるものの、130-90あたりまで下がっていました。
深呼吸はたしかに効果があるようです。教えていただいてありがとうございました。
梅干しに含まれる有機酸やクエン酸の胃腸の殺菌能力はすばらしいもので、ぼくはほんとうは毎日でも食べたいんですが、塩分を控えている手前、今後は裏山の梅は梅酒にするしかなさそうです。
市販の梅干しはいいお値段しますよね。
土用干しをする手間はありますが、そんなにむずかしいものではないので、ぜひ一度ご自分でおつくりになってみてはいかがでしょう。
こだわりの塩やこだわりの梅、赤しそを用いて、こだわりの塩分濃度でつくれれば、あとは毎年ルーティンですし、何年も日持ちします。
またその梅干しから出た梅酢を利用すれば、ゆかりふりかけや、紅ショウガをつくることもできます。
小泉武夫さんは発酵食で有名な人ですね。
お酒の飲み方、背筋を伸ばして飲むのがよいというのは非常におもしろいです。
そういえば、日本酒のCMをみていると、タレントはみんな背筋をピンと伸ばして杯を傾けているようにおもえます。
ぼくはパソコンを眺めて背筋を丸めながら飲んでいることが多いようにおもえます。気を付けないと(笑)
ちなみにぼくの極端な食生活は、こちらのサイトを参考にしています。
https://majimaclinic22.jp/kanzenyobou/
このクリニックの真島さんは、長年(追記:多くの患者の)全身のエコーで血管プラークの厚みを検査し、食事の改善によってどれだけ血管プラークが減るかを研究しておられます。
一般的な心臓病の食事と似ているようですが、かなり厳密な脂質制限が求められます。
というのも、多くの患者の食生活をたしかめながら血管プラークの変化を調べたところ、たとえば納豆やお豆腐(大豆の脂質)、カラダによいとされるオリーブオイルや亜麻仁油、魚の脂質なども、血管プラークになるという結論に至ったからです。
なので、医療用のEPA製剤以外の脂質は制限することになります。
医療用のEPA製剤は純度が高く、ほぼ全量がEPAなのだそうです。
サプリメントのEPA・DHAだと、たとえばひと粒2gの脂質のうち半分がEPA・DHAで、もう半分は精製しきれなかった魚油(飽和脂肪酸や中性脂肪)になります。
そのたった1~2gでさえ削ったほうがいいというのだから、相当ストイックな話です。
しかしうちのような田舎の医者に「心臓には特に異常がないとおっしゃいましたが、なんにもいわずにEPA製剤をください」と談判したところで、処方してくれるとはおもえません(笑)
なので、仕方なくEPAはサプリメントにして、そのぶんかなり厳密に脂質制限はやっているという次第です。
脂質を制限する以外は「おさかなすきやね」の標語に近い食生活をします。
肉は、脂質がなければ豚ヒレ、ささみ、皮なし鶏むね肉などは問題ありません。
このクリニックの指導食では、健康によいとされる魚も大豆も脂質が含まれている以上はダメ、というのが特徴的なところですね。
納豆毎日1パック(脂質約5g)でも血管プラークは蓄積され、悪影響が出るといいます。
納豆に救われたとおもっているぼくですが、最近は控えるようにしています。
あとは毎日、高濃度のところてんを300g食べろといいます。
これは寒天でもよいというので、ぼくは毎日粉寒天6gを水ゼリーにして食べています。
寒天やテングサは海藻ですから、これが血管プラークの減少にひと役買うというのは、以前お話したとおりで理解できるところです。
そういえば、一年ほど前に西村賢太という作家が54歳で亡くなりました。
非常に破天荒な作家で、破滅の無頼派などともいわれます。
ご存知かもしれませんが、かなり大きな体格をしていて、不摂生丸出しの食生活を日記にしたためて、出版もしていました。
その日記によると、晩年の西村は毎日のように加工肉、加工食品をアテに缶ビールを一本飲んでから焼酎をボトル一本空ける。
外食をしたときは、最初に生ビール、そこから酎ハイを7杯、酒の肴もじゅうぶん食べたあと、ラーメンとかつ丼を店をはしごして食べるというような具合。
で、『最後に、白飯代わりの納豆二パック』を食べていたといいます。
しかしタクシーの中で突然意識を失い、心疾患で帰らぬ人となりました。
どうやら納豆は心疾患や脳疾患を救う決め手にはならないようです。
その理由としては、納豆はたしかに血栓は溶かしてくれますが、心臓の冠状動脈にプラークが溜まりきって梗塞した場合には、どうしようもありません。
血栓どうこうではなくて、プラークそのもので血管が狭窄するところまでいけば、いくら納豆を食べてもムダ、というわけです。
冠状動脈は3本あるそうで、これが3本一気に詰まると、心臓が一気に止まって意識を失います。
その場合は即座にAEDをして措置をしないと、いわゆる瞬間死ということになります。
西村賢太はタクシーで倒れて、病院に着いたときには心臓が止まっていたといいますから、苦しんだあげくの瞬間死だったのでしょう。
ぼくの場合は、一本が詰まるか、あるいは心電図に異常がないということでしたから、これも詰まりきるところさえいかなかったのかもしれません。
それでももうあの痛みはゴメンだと、行動改善が起こるくらい、たいへん痛かったわけです(笑)
いずれにせよ、結局は脂質を制限して(もっといえば標準体重まで減量をして)血管プラークそのものを減らし、血管の中にじゅうぶんな隙間をつくってやらないと、根本的な解決にならないというんですね。
現状維持であれば、「おさかなすきやね」くらいの食生活が理想的なんですが、食事療法で血管プラークを減らす確かな方法は、いまのところ真島さんの方法以外にないようです。
いま血管に大きな問題がない方であれば2~3か月でじゅうぶん結果が出るといいます。
ぼくのような場合は最低でも2年間……といいますが実際には一生、この食事療法が必要なんだそうな。
血管プラークは配管にこびりついたへどろみたいなもので、ほっといて取れるものではないし、パイプ洗浄剤みたいな都合のよい薬もないそうです。
結局、脂質をとらないことでカラダに脂質を入れず、体内の脂質をEPAで置き換えて、海藻やキノコで免疫力を高めて、胆汁酸をコントロールしてコレステロール値を安定させる。
同時に食事制限することで飢餓細胞(貪食細胞)を活性化して、体内のよけいな物質(血管プラークを含む)を食べてもらう、という地道で長期的な食改善が必要なようです。
この一か月、調べていけばいくほど、逃げ場がなくなっていく話でした(笑)
まあそれでも、個人的に納得のいく説明でしたし、こうなった以上やらざるを得ないだろう、とおもって続けています。
いまのところ、あれだけ不穏な状態がよくなっているので、結果は出ているのだとおもいます。
あれは強力な胃薬だそうですね。
胃薬を買うときにガスター10を買うか悩みましたが、薬局の薬剤師いわく、あきらかに胃炎の症状が強くてつらいときならおススメするが、ふつうに胃酸があがってくるような感じであれば、パンシロンでよいとのことでした。
あまり長くつかうようなものでもないらしく、一か月続けたとなると、副作用もあったことでしょう。
しかし素人考えではありますが、あるいはストレスによる諸症状の中の、胃痛が解消されたことで、後ろ側に隠れていたうつ症状が前に出てきたということもあるかもしれません。
いま、そのストレスが解消されている状態なのでしたらなによりです。
前回に続いて最近つくづくおもうことですが、ストレスは万病の元ですね。
実力勝負で生き馬の目を抜くような芸能界で活躍する芸能人は、ストレスの多い職業のひとつだとおもいますが、ストイックにやっておられる方ほど、一般的に聞きなじみのないような病を得ることが多いようにおもえます。
個人的にああいう病気は、強いストレスを受けていることも原因ではないかとおもっています。
しかし政治家のように舌が何枚もあって肝の据わった種類の人は、ストレスに強い傾向にあるのではないかという気もします(笑)
ストレスはもちろんよくないといいますが、ストレス負荷の強さや、その長期的な影響と様々な病気との関係性を疫学的に追究したという論文はみつかりませんでした。
以前出てきた話題のようにおもえますが、夫源病というのがあって、ただ夫がそばにいるというだけで妻の心身に不調があらわれる病態があるらしいのです。
その不調のありようはさまざまですが、不定愁訴のような原因のわからないもの、アレルギー疾患から、胃腸の不調、強い更年期障害など。
しかし夫源病の場合、離婚したとたんに長年の宿病がウソのように軽快したという、にわかに信じがたいようなケースもあるようです。
ストレスを受けた際にはコルチゾールやアドレナリンといったホルモンが分泌され、交感神経が刺激されるといいますが、ストレスによるホルモンバランスの変化は、あまり長期間慢性的に受けてよいものではなさそうですね。
ちょっと残酷な話なんですが、牛の屠殺は、牛の苦痛をできるだけ減らすよう行程が完全にシステム化されています。
かといって、食肉にするわけですから麻酔をかけるわけにもいきません。
それで、まず牛の眉間にすさまじい衝撃(ノッキング)を与えるんです。
これで牛は即座に意識を失い、昏倒します。
するとべつの担当者が素早くナイフで頸動脈を切り、またべつの担当者は同時に牛の足をロープにくくります。
この作業は牛の昏倒から数秒でおこなわれます。
放血すると同時に牛は逆さづりになり、一分半で心臓が鼓動したまま体内の血液がすべて流れます。
牛はノッキングからおよそ2分足らずで、失血死することとなります。
これがいちおう苦しみを最大限減らした屠殺方法だというのですが、ノッキングの衝撃の後、牛が苦しみを感じているかというと、なにも感じていないのだそうです。
というのも、ノッキングによって気絶した牛が、ごくまれに放血中に意識を回復することがあります。
するとかわいそうに、意識を回復したとたん一気にストレスが高まり、血圧が上がります。
しかしもう放血しているわけですから、やはり一分半で心臓は止まって死に至ります。
このように意識を回復してしまった個体は、解体すると肉のあちこちに血の染み(血班)が出るそうです。
これはストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリンを大量に分泌したことで一気に血圧をあがり、死までのわずかな時間に毛細血管が切れたために、血班になるというのです。
逆にいえば、意識を失っている間はストレスホルモンも出ず、血圧も上がっていませんから、神経が作用しておらず、苦痛を感じていないというわけです。
強いストレスが、どれほど肉体に影響を与えるかということの一例として、お話させていただきました。
コルチゾールやアドレナリンも、足りないのはそれはそれで疾患の原因にもなるといいますから、ほどよいストレスは必要だと言います。
しかし強いストレスが慢性的にかかっている状態は、やはりよくないでしょうね。
おかげさまで体調は日に日によくなっているんですが、そういえば最近ぼくも、自治会長になったことであれこれ会議に参加する中で、具合がわるくなりました。
4月6日に、ほとんど土木工事のごとき集落の溝掃除のあと、自治会の決算会、そして決算の承認のあと、広域自治会の会議に参加、という日がありました。
一日気が休まらなかったんですが、夜血圧をはかると150-100とひどく高く出て、やはり体調がわるかったんです。
身体を酷使したからというより、精神的ストレスが回復途中の心臓によくなかったのだとおもいます。
そういえば、と教えていただいた深呼吸をおもいだしました。
調べてみると、ただしい深呼吸のやり方があるそうです。
鼻から5秒間息を吸います。
そして口から10秒間息を吐ききったあと、さらに5秒間肺の空気をぜんぶ出すイメージで息を吐きます。
この一連の動作を繰り返すうちに、交感神経優位から副交感神経優位にスイッチが切り替わっていくというのです。
10分ほど深呼吸を繰り返していくうちに、たしかに眠くなってくるような感覚があり、血圧をはかるとまだ高めではあるものの、130-90あたりまで下がっていました。
深呼吸はたしかに効果があるようです。教えていただいてありがとうございました。
梅干しに含まれる有機酸やクエン酸の胃腸の殺菌能力はすばらしいもので、ぼくはほんとうは毎日でも食べたいんですが、塩分を控えている手前、今後は裏山の梅は梅酒にするしかなさそうです。
市販の梅干しはいいお値段しますよね。
土用干しをする手間はありますが、そんなにむずかしいものではないので、ぜひ一度ご自分でおつくりになってみてはいかがでしょう。
こだわりの塩やこだわりの梅、赤しそを用いて、こだわりの塩分濃度でつくれれば、あとは毎年ルーティンですし、何年も日持ちします。
またその梅干しから出た梅酢を利用すれば、ゆかりふりかけや、紅ショウガをつくることもできます。
小泉武夫さんは発酵食で有名な人ですね。
お酒の飲み方、背筋を伸ばして飲むのがよいというのは非常におもしろいです。
そういえば、日本酒のCMをみていると、タレントはみんな背筋をピンと伸ばして杯を傾けているようにおもえます。
ぼくはパソコンを眺めて背筋を丸めながら飲んでいることが多いようにおもえます。気を付けないと(笑)
ちなみにぼくの極端な食生活は、こちらのサイトを参考にしています。
https://majimaclinic22.jp/kanzenyobou/
このクリニックの真島さんは、長年(追記:多くの患者の)全身のエコーで血管プラークの厚みを検査し、食事の改善によってどれだけ血管プラークが減るかを研究しておられます。
一般的な心臓病の食事と似ているようですが、かなり厳密な脂質制限が求められます。
というのも、多くの患者の食生活をたしかめながら血管プラークの変化を調べたところ、たとえば納豆やお豆腐(大豆の脂質)、カラダによいとされるオリーブオイルや亜麻仁油、魚の脂質なども、血管プラークになるという結論に至ったからです。
なので、医療用のEPA製剤以外の脂質は制限することになります。
医療用のEPA製剤は純度が高く、ほぼ全量がEPAなのだそうです。
サプリメントのEPA・DHAだと、たとえばひと粒2gの脂質のうち半分がEPA・DHAで、もう半分は精製しきれなかった魚油(飽和脂肪酸や中性脂肪)になります。
そのたった1~2gでさえ削ったほうがいいというのだから、相当ストイックな話です。
しかしうちのような田舎の医者に「心臓には特に異常がないとおっしゃいましたが、なんにもいわずにEPA製剤をください」と談判したところで、処方してくれるとはおもえません(笑)
なので、仕方なくEPAはサプリメントにして、そのぶんかなり厳密に脂質制限はやっているという次第です。
脂質を制限する以外は「おさかなすきやね」の標語に近い食生活をします。
肉は、脂質がなければ豚ヒレ、ささみ、皮なし鶏むね肉などは問題ありません。
このクリニックの指導食では、健康によいとされる魚も大豆も脂質が含まれている以上はダメ、というのが特徴的なところですね。
納豆毎日1パック(脂質約5g)でも血管プラークは蓄積され、悪影響が出るといいます。
納豆に救われたとおもっているぼくですが、最近は控えるようにしています。
あとは毎日、高濃度のところてんを300g食べろといいます。
これは寒天でもよいというので、ぼくは毎日粉寒天6gを水ゼリーにして食べています。
寒天やテングサは海藻ですから、これが血管プラークの減少にひと役買うというのは、以前お話したとおりで理解できるところです。
そういえば、一年ほど前に西村賢太という作家が54歳で亡くなりました。
非常に破天荒な作家で、破滅の無頼派などともいわれます。
ご存知かもしれませんが、かなり大きな体格をしていて、不摂生丸出しの食生活を日記にしたためて、出版もしていました。
その日記によると、晩年の西村は毎日のように加工肉、加工食品をアテに缶ビールを一本飲んでから焼酎をボトル一本空ける。
外食をしたときは、最初に生ビール、そこから酎ハイを7杯、酒の肴もじゅうぶん食べたあと、ラーメンとかつ丼を店をはしごして食べるというような具合。
で、『最後に、白飯代わりの納豆二パック』を食べていたといいます。
しかしタクシーの中で突然意識を失い、心疾患で帰らぬ人となりました。
どうやら納豆は心疾患や脳疾患を救う決め手にはならないようです。
その理由としては、納豆はたしかに血栓は溶かしてくれますが、心臓の冠状動脈にプラークが溜まりきって梗塞した場合には、どうしようもありません。
血栓どうこうではなくて、プラークそのもので血管が狭窄するところまでいけば、いくら納豆を食べてもムダ、というわけです。
冠状動脈は3本あるそうで、これが3本一気に詰まると、心臓が一気に止まって意識を失います。
その場合は即座にAEDをして措置をしないと、いわゆる瞬間死ということになります。
西村賢太はタクシーで倒れて、病院に着いたときには心臓が止まっていたといいますから、苦しんだあげくの瞬間死だったのでしょう。
ぼくの場合は、一本が詰まるか、あるいは心電図に異常がないということでしたから、これも詰まりきるところさえいかなかったのかもしれません。
それでももうあの痛みはゴメンだと、行動改善が起こるくらい、たいへん痛かったわけです(笑)
いずれにせよ、結局は脂質を制限して(もっといえば標準体重まで減量をして)血管プラークそのものを減らし、血管の中にじゅうぶんな隙間をつくってやらないと、根本的な解決にならないというんですね。
現状維持であれば、「おさかなすきやね」くらいの食生活が理想的なんですが、食事療法で血管プラークを減らす確かな方法は、いまのところ真島さんの方法以外にないようです。
いま血管に大きな問題がない方であれば2~3か月でじゅうぶん結果が出るといいます。
ぼくのような場合は最低でも2年間……といいますが実際には一生、この食事療法が必要なんだそうな。
血管プラークは配管にこびりついたへどろみたいなもので、ほっといて取れるものではないし、パイプ洗浄剤みたいな都合のよい薬もないそうです。
結局、脂質をとらないことでカラダに脂質を入れず、体内の脂質をEPAで置き換えて、海藻やキノコで免疫力を高めて、胆汁酸をコントロールしてコレステロール値を安定させる。
同時に食事制限することで飢餓細胞(貪食細胞)を活性化して、体内のよけいな物質(血管プラークを含む)を食べてもらう、という地道で長期的な食改善が必要なようです。
この一か月、調べていけばいくほど、逃げ場がなくなっていく話でした(笑)
まあそれでも、個人的に納得のいく説明でしたし、こうなった以上やらざるを得ないだろう、とおもって続けています。
いまのところ、あれだけ不穏な状態がよくなっているので、結果は出ているのだとおもいます。