No.43
ちょうどブラタモリをみていて「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」という俳句が出てきたんですが、ドナルド・キーンという日本文学の屈指の評論家はこの句に対して、すごいことをいいました。
まず、この俳句には、母音が i になる言葉が7つもあるというんですね。
「し」ずかさや 「い」わ「に」「し」「み」「い」る せ「み」のこえ
で、セミの鳴き声はミーンミーンですが、「min min」ですから、母音は i なんです。
つまり、芭蕉はこの句を詠む際に、セミの鳴き声の i を意識して、母音が i になる言葉を多用したという分析をするんですね。
ぼくはこれを聞いたときに、ドナルド・キーンの分析力のすごさはもちろん、俳句という文芸はもう江戸時代に完成されていて、たった17文字の芸術がやれることは、早々に頭打ちになっていたのだとぼうぜんとしたものです。
#与太話
まず、この俳句には、母音が i になる言葉が7つもあるというんですね。
「し」ずかさや 「い」わ「に」「し」「み」「い」る せ「み」のこえ
で、セミの鳴き声はミーンミーンですが、「min min」ですから、母音は i なんです。
つまり、芭蕉はこの句を詠む際に、セミの鳴き声の i を意識して、母音が i になる言葉を多用したという分析をするんですね。
ぼくはこれを聞いたときに、ドナルド・キーンの分析力のすごさはもちろん、俳句という文芸はもう江戸時代に完成されていて、たった17文字の芸術がやれることは、早々に頭打ちになっていたのだとぼうぜんとしたものです。
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