山麓王国

No.1430

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介護の話の延長線上で、ぼくの場合はあくまで雑談として、うちで経験した介護と施設の話もしようとおもいます。

もう15年以上前になるでしょうか、母方の祖母が老人ホーム難民のようになっていたところ、たまたま実家の近くにできた新築の特養に滑り込むように入所できたんです。

それで、母は当時フルタイムの仕事をしていましたが、マメに施設や職員さんと関係性を築いたことで、公費のサービスとしては手厚いケアを受けることができました。

じつは施設の職員は、利用者当人とおなじくらい、あるいはそれ以上に利用者の家族について観察していて、その記録もつけてるんですよね。

ここで関係性を築いていないと、要介護の等級の認定なども、実際の状態より軽く認定されることが多いのだそうです。

もし利用者への聴き取りだけだと、当人はまだまだちゃんとやれている、といって外面をよくみせようとするので、等級が軽くなりがちなんです。

そのとき、家族が施設側とうまく関係性を築いていれば、ケアマネージャーに、利用者の「ほんとうの状態」を伝えることができます。

なにせ特養は介護保険で運営される公費の施設ですから、費用は安いのですが、要介護3以上でないとホームに入所できず、われわれとしてはこの認定をもらうのに必死でした(笑)

というのも、祖母は会話は達者でしたが、もう認知症が進んでいて、腰の骨も足の骨も折っているし、トイレでじぶんの大便を触って壁になすりつけるといったこともあり、家族で面倒をみるのは限界だったのです。

結果、祖母は「要介護4」の認定をしてもらい、施設に入所できました。

そのご縁で、数年後にうちの父方の祖母も認知症が進んだ際、おなじ施設が運営しているデイサービスを利用させてもらいました。

さらにその後自宅で骨折したり、軽い脳梗塞を発症したりと問題が起こり、自宅での生活はもう危険だという状況になったのですが、たまたま施設の職員さんから空き部屋が出たという連絡をいただいて、母方の祖母とおなじホームに入所することができたのです。

フロアはちがいましたが、おなじ施設でふたりの祖母をみてもらうことができたのは、家族の負担面でも大いにありがたかったです。

母方の祖母は7年ほど前、施設で最期の看取りをすることができました。97歳でした。

父方の祖母は5年ほど前、熱を出して入院し、深夜、ひっそりと亡くなりました。94歳でした。

ふたりとも老衰ということになります。

父方の祖母はふだんからじぶんのことで人をわずらわすことを嫌う人でしたから、祖母らしい最期だったとおもいます。

孤独な最期ではありましたが、亡くなる2週間ほど前、施設に家族みんなで会いに行ったんです。

すると祖母はもう老衰で弱っており、会話はできるものの「目が見えない」といい、じぶんの最期を理解していたのか、「ほな、帰るわ」と告げると、みんなに向かって「おおきに。さいなら」と言いました。

虚をつかれて家族みんなグッときてしまい、その場を取り繕うように「また会いにくるで」といいましたが、結果的にあれが最後でした。

もちろん施設に入所してからも家族の負担はそれなりにきつかったのですが、施設という受け皿がなければ、両祖母ともに穏やかなお別れができなかっただろう、とおもいます。




千葉県は富士山の火山灰による地層で、水はけのよい農地が多いようですね。

日本海側のように晩秋以降雨に悩まされることもありませんから、晩秋に収穫期を迎える落花生は、よいものが収穫できることでしょう。

そのほか、場所によってはごぼうなどの、根が長い根菜もつくりやすいとおもいますが、大浦ゴボウの産地なんですね。

あれはうちのような粘土土でもつくりやすい短い根の品種で、煮物にするとやわらかくて風味がよくて、バツグンにおいしいです。

しかし軟弱地盤が多く、また太平洋側に突き出た半島ですから、地震や台風では大きな被害が出ることがあるようですね。

特産品を調べてみたのですが、たしかにウェブでは落花生の一本調子でした。

ただ、どうも海産物では伊勢エビの漁獲量は日本一なんだそうです。

また農業に関してはかなりさかんで、ぼくがつくるようなすこしニッチな野菜の生産に力を入れているように感じます(笑)



高齢者施設の会計担当となると、うちのような戸数が20件を切った田舎の自治会の会計とは比べ物にならない煩雑さだろうとおもいますし、断れるものなら断りたいですよね(笑)

うちの場合はもう後がないというか、腹を決めてやらざるをえないというところまできているので、逆に気分的にはラクかもしれません。

自治会内の雰囲気もよいですし、むかしに比べるとやりやすくなりました。

きょうはいまから予算会です。いろいろやりやすいように変えていこうとおもいます。

ギズモさんもあわただしい日々が続いて気苦労がおありとおもいますが、どうかお疲れの出ませんように。

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