山麓王国

全年7月26日の投稿5件]

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ぼくはよその国の神話のことはよく知らないのですが、ちょっと真剣に取り組んでみようかとおもっています。

ギズモさんのおっしゃったように、神話と実際の歴史は地続きです。

なので、各国の神話を読む場合、その国の神話当時の古代から現代にまでつながる人々の精神性であるとか、文化的な側面、地理的な関係にまで踏み込んでいかないと理解できないので、大仕事になるんですよね。

そしてこれもギズモさんがおっしゃっていた通りで、歴史は想像していくものですよね。

ヘンなたとえですが、歴史について考えるのは、星座をつなぐのに似ているかもしれません。

考古学的に立証された物的証拠や、残された文物、実際に起こったできごとなどを点とします。

これらはもう固まった出来事なので、変えることができません。

しかしそれをどう線でつなぐのかというのは、個人の裁量でどうにでもなるところも多いんです。

だから、歴史小説でその作家が、歴史上の人物をどのように切り取って、歴史的事実の行間をどう想像したのかは、読み手として最大の楽しみです。

たとえば最近、『極楽征夷大将軍』を聞きました。

あれは足利尊氏・直義兄弟の人生を描く話なんですが、歴史的事実の点を見事な星座につないだような作品でした。



高木彬光さん、推理小説家なんですね。ずいぶんおもしろそうな作家で、興味があります。

『邪馬台国の秘密』もおもしろそうです。

ぼくは推理小説の分野にうとく、かろうじて山田風太郎さんは名前を知っていますが、その知己である高木彬光さんは知りませんでした。ギズモさんはよほど推理小説を読み込まれてるんですね。

チンギスハンと義経の同一人物説は根強くささやかれていますが、あれはいわゆる「ヒトラーは死んでいなかった」の類の伝説で、特に影響力のある権力者が非業の死を遂げた場合に起こりやすい現象だとおもいます。

Wikipediaには「生存説」という項目があって、死後の生存がささやかれた人物が列挙されていました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%...



ところで、ぼくの卑弥呼の話は、おそらく考えた人はいるのだとおもいます。

けれどこういう話は発表しづらいんじゃないかと推測しています。

なぜなら、初代天皇からの初期の系譜に、憶測で手を突っ込んでかき回すようなことをしたら、思想的にうるさい人がなにを騒ぎ立てるかわかりません(笑)

なにせ、証拠らしい証拠のない話ですから。

これこそ、森鴎外の『かのように』が伝えていたことで、わが国では初代神武天皇からの天皇は、たとえ疑わしいにせよ存在した「かのように」しておかねばならない、アンタッチャブルなところなので、そこを証拠もなしにまことしやかなことをいうと、それこそなにをされるかわかりません(笑)

しかし、大々的に発表せずとも、こういうことを内々に気づく、たのしむということが、歴史を愛好する人間にとって喜びなのはまちがいないですね。

2023年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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原題「The Homesman」、邦題が「ミッションワイルド」。

トミー・リー・ジョーンズが監督と主演を務めた映画で、きょうアマプラで3回目をみました。

3回見て、3回気づきがある映画です。

ネットのレビューなどでは、ペラペラの感想や説明であふれてますし、どういう映画なのか、よくわからないという人がほとんどだとおもうんですが、ストーリーについてはネットを調べれば出てきますから、ぼくは説明されていない部分を書きます。

これはアメリカの西部開拓時代において、社会がイケイケの開拓精神や資本主義、男尊女卑の抑圧とそれを黙殺する風潮に堕している。その堕落はプロテスタント教会も例外ではなく、だれも本来の崇高な精神を顧みることはない、という骨格の話です。

ほんとうの善性をもった信仰の人が、ほかならぬ神に打ちのめされるような話で、この映画は西部開拓時代ではあっても、既存のアングロサクソン賛美の勇ましい西部劇とは真逆の、アングロサクソンの開拓史の暗部を暴くような構成になっています。


ぼくは先日、ビッグモーターの件で「経済」「経営」の経という字は、お経とおなじ語源で、道理を意味する、といいました。45

じぶんの生活を実践するには道理が必要で、お金を扱うにも道理が必要。

その道理は、わが国においては仏教の「経」が負担していて、近代資本主義の礎であるヨーロッパ、アメリカではキリスト教の敬虔さが、「金がすべてさヒャッハー!」みたいな実際主義的な暴走を止めていた。

……ところが、ほんとうは、止められなかったんですよね(笑)
止められているなら、現代にビッグモーターの問題などは起こりません。

資本主義はルール無用の奪い合いであり、主義を前にすると道理は踏みつけにされます。

西部時代のアメリカはみな開拓と資本主義に狂っていて、まっとうに信仰し、まっとうにお金を運用し、その地に根付いて生きようとする人を退屈だと言い、みななにか空虚な成功を夢見ている。

主人公のヒラリー・スワンクと、心を病んだ女性たち以外は、すべてがこの手の人間で、唯一小悪党のトミー・リー・ジョーンズが実際主義からすこし改心しかかるのですが、やっぱり最後は拳銃ぶっぱなしながら、資本主義と開拓精神の熱狂に戻っていくのです。

そのあたりがわかったうえであの作品をみると、みえてくるものがまるで違ってくるという、そういうタイプの映画です。

#与太話
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マダラジソで梅干し漬けてるんですが、けっこう赤くなってます。
#野菜
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すさまじい暑さですが、例年より少ない収穫をすませ、葉野菜に水やりをし、ニンニクの種取りをして、先日の草刈りした草を整理。
午後はどうしようかな、と考え中。
ズッキーニはコンスタントに15本ほど、直売所でちょうどはけるくらいが収穫できていますが、あと一週間ほどでぼちぼち終わりそうです。
第二弾とチンゲンサイとベカナ、わずかに発芽を確認。どうにも頼りないです。
#野菜
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ホームページの宿命で、ほっとくと返信のラリーはどんどん長くなっていきます。

もしホームページのコミュニティを広げたら、返信のリソースがたいへんなことになっちゃうぞ、というおかしな焦燥感とともに、じゃあコミュニケーションをはしょるかというと、それはどうもホームページの道義に反するという、これまたおかしなジレンマが起こってしまう。

まあ、ホームページの道義ってなんなんだ、という話なんですけども(笑)

それでも、どうしてもこの点が割り切れなくて苦しむ、ということを、20年前にもやっていたなあ、とほほえましく懐古するきょうこのごろ。


ホームページが衰退していった原因のひとつは、本筋から離れたリソースが増大していく、という点だったとおもいます。

ただ日常を語りたいだけなのに、最低限のプログラムの知識が必要だったり、いいねですませられないからコミュニケーションがどんどんふくらんでいく。
管理人の性質に合わせてホームページのルールなるものがどんどん増えて、立て看板だらけになっていく。
その点、システムの保守管理をしてくれているブログやSNSと比べて、ホームページ時代は非効率的でした。

でもいまぼくは、やっぱりこの非効率が大事だったんだ、と考え直しています。


生活が効率的であるということは一種の快楽ではあるので、頭ごなしに否定はできませんけど、じつは人間自体は非効率的な生き物です。

現代は効率を求める快楽に向かいすぎて、非効率を愛する視座が欠けているようにおもえるんですよね。

あんまりいまこの瞬間の効率性だけを求めすぎると、子供をもうけるのだって非効率的だ、子供にじぶんの生活の足を引っ張られる、みたいな極端な考えに行きつきそうだし、実際少子化という現象はそういうことだとおもいます。
ぼく自身、ここまで極端ではなくても、家庭がないことの背景に、非効率を愛せなかったじぶんがいるような気がしてなりません。

しかしぼくはもう、これから日を追うごとに非効率的で非生産的な、孤独なジイさんに向かっていくわけですから、せめてこれからは、この採算の取れない「お祭りの場所」(楽しいけど生産性のない場所)を愛することで、活路を見出そうじゃないかという、淡い期待を寄せているのです(笑)

#与太話

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