No.1435
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レンコンを育てていた農家さん、おられましたね。
いまレンコンの主産地は茨城県です。
茨城には霞ケ浦という大きな湖があるんですが、あの周囲は一帯が低湿地で、むかしは海の水も混じるラグーン(汽水域)だったので、湖ではなく浦なのだそうな。
そのあたりの関係は大阪平野もよく似ています。
ゼロ海抜地帯である大阪平野は大昔の縄文海進という地球規模の現象で、海面がいまより2~3m高かったようで、霞ケ浦とおなじく、平野一帯に海水が流れ込む汽水域だったといいます。
その後、海面が下がり、霞ケ浦も大阪平野も海水の影響のない低湿地となります。
大阪は仁徳天皇の時代から、治水が大きな課題でした。
豊臣秀吉の時代にも大阪では大掛かりな川の整備が行われましたが、それでも平野全体が沼と田んぼだらけの土地柄でした。
そういった景色は戦前まで当たり前のものだったようで、亡くなった祖父も「むかしはこのへんはずっと沼と田んぼしかなかった」と言っていました。
現代では都市開発が進んで、地下に巨大な排水路(地下放水路)をもうけられたことで、ほぼ治水の問題は解消しています。
その結果、大阪は都市として発達するかわりに、湿地を生かした農業は廃れました。
かわりに茨城では地形を生かしたレンコン栽培がいまも続いているんですね。
植物公園などの池の蓮は、花の時期にはそれはもうみごとなんですが、シーズン自体はほんの2週間ほどで、それ以外の管理がたいへんなんですね。
うちのご近所さんも一時期花蓮をつくっておられたんですが、数年はほっといても自生していたのが、あるときいっぺんにダメになりました。
管理が行き届かなかったのもあるのでしょうが、たまたま水が切れる時期があったようで、このときにダメになったといいます。
蓮はなかなか放任で栽培というわけにはいかなそうですね。
現代はなんでも味のよい、栽培しやすいF1品種(一代交配)が主流で、伝統野菜が日常の食卓にのぼることはほとんどなくなりました。
大阪の野菜だと、いまでも有名なのは泉州水なすだとおもいます。
水なすのお漬物というと、泉州の名産です。
あと、「うすいえんどう」というえんどうの品種があるんですが、これは大阪の羽曳野市碓井地区が名前の由来です。
司馬遼太郎は大阪に住んでいたんですが、大阪の野菜だというとなぜか味が格別なようにおもえてしまう、というくらい、大阪をひいきに感じていたようです。
ちなみに今回ぼくは大阪が都市開発されたという話をしたんですが、司馬さんに絡んで、こんな記事をみつけました。
https://www.sharebatake.com/blogs/read/2...
農地の値上がりを待ちながら、退屈しのぎに野菜作りをしている農家の話が出てくるのですが、バブルのころの農地持ちは、みんなこんな心境だったようです。
ぼくも、大阪の八尾に住んでいましたから、農地がどんどん売られて宅地に変貌していくのを目の当たりにしています。
子供だった当時はそこに問題意識を感じませんでしたが、いまとなっては後の祭りですね。
地に足のついた暮らしがいかに大事か、ということは、目先のお金(資本主義)を前にすればかすんでしまうのでしょう。
ことしはぼくもいくつかのハーブのタネを買って、発芽させています。
レモングラス、フェンネル、ディル、ジャーマンカモミール、レモンバーム、ローズマリー、タイムです。
栽培しても、活用法もわからないんですが、勝手に自生してくれるのであれば畑の一角に置いといてやろう、くらいの算段です。
レンコンを育てていた農家さん、おられましたね。
いまレンコンの主産地は茨城県です。
茨城には霞ケ浦という大きな湖があるんですが、あの周囲は一帯が低湿地で、むかしは海の水も混じるラグーン(汽水域)だったので、湖ではなく浦なのだそうな。
そのあたりの関係は大阪平野もよく似ています。
ゼロ海抜地帯である大阪平野は大昔の縄文海進という地球規模の現象で、海面がいまより2~3m高かったようで、霞ケ浦とおなじく、平野一帯に海水が流れ込む汽水域だったといいます。
その後、海面が下がり、霞ケ浦も大阪平野も海水の影響のない低湿地となります。
大阪は仁徳天皇の時代から、治水が大きな課題でした。
豊臣秀吉の時代にも大阪では大掛かりな川の整備が行われましたが、それでも平野全体が沼と田んぼだらけの土地柄でした。
そういった景色は戦前まで当たり前のものだったようで、亡くなった祖父も「むかしはこのへんはずっと沼と田んぼしかなかった」と言っていました。
現代では都市開発が進んで、地下に巨大な排水路(地下放水路)をもうけられたことで、ほぼ治水の問題は解消しています。
その結果、大阪は都市として発達するかわりに、湿地を生かした農業は廃れました。
かわりに茨城では地形を生かしたレンコン栽培がいまも続いているんですね。
植物公園などの池の蓮は、花の時期にはそれはもうみごとなんですが、シーズン自体はほんの2週間ほどで、それ以外の管理がたいへんなんですね。
うちのご近所さんも一時期花蓮をつくっておられたんですが、数年はほっといても自生していたのが、あるときいっぺんにダメになりました。
管理が行き届かなかったのもあるのでしょうが、たまたま水が切れる時期があったようで、このときにダメになったといいます。
蓮はなかなか放任で栽培というわけにはいかなそうですね。
現代はなんでも味のよい、栽培しやすいF1品種(一代交配)が主流で、伝統野菜が日常の食卓にのぼることはほとんどなくなりました。
大阪の野菜だと、いまでも有名なのは泉州水なすだとおもいます。
水なすのお漬物というと、泉州の名産です。
あと、「うすいえんどう」というえんどうの品種があるんですが、これは大阪の羽曳野市碓井地区が名前の由来です。
司馬遼太郎は大阪に住んでいたんですが、大阪の野菜だというとなぜか味が格別なようにおもえてしまう、というくらい、大阪をひいきに感じていたようです。
ちなみに今回ぼくは大阪が都市開発されたという話をしたんですが、司馬さんに絡んで、こんな記事をみつけました。
https://www.sharebatake.com/blogs/read/2...
農地の値上がりを待ちながら、退屈しのぎに野菜作りをしている農家の話が出てくるのですが、バブルのころの農地持ちは、みんなこんな心境だったようです。
ぼくも、大阪の八尾に住んでいましたから、農地がどんどん売られて宅地に変貌していくのを目の当たりにしています。
子供だった当時はそこに問題意識を感じませんでしたが、いまとなっては後の祭りですね。
地に足のついた暮らしがいかに大事か、ということは、目先のお金(資本主義)を前にすればかすんでしまうのでしょう。
ことしはぼくもいくつかのハーブのタネを買って、発芽させています。
レモングラス、フェンネル、ディル、ジャーマンカモミール、レモンバーム、ローズマリー、タイムです。
栽培しても、活用法もわからないんですが、勝手に自生してくれるのであれば畑の一角に置いといてやろう、くらいの算段です。