山麓王国

No.1101

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きのうは夜に自治会役員の集会がありましたが、たしかにきれいな満月でしたね。



お墓がひとり一基というのは、ずいぶん豪勢ですね。

ところで日本は江戸以前、土地は投機の対象にはならず、単純な売買の対象でした。

たとえば、江戸時代以前、兵庫県の神戸は、人口2000人ほどのさびれた漁村だったんだそうです。

神戸市は明治以降合併を繰り返していますから、いまよりもはるかに面積が少なかったとはいえ、それでも現代の発展を考えれば、信じられないほどの寒村でした。

江戸時代末期、その神戸に海軍操練所をつくった勝海舟に、仮住まいを提供したのが神戸村で庄屋をしていた生島四郎でした。

その際、勝が生島に「ここはそのうち価値が上がるよ」といいました。

生島が半信半疑ながら土地を買いあげていったところ、明治6年には神戸村の人口は8000人を越えます。

その後もどんどん人口が増え開発が進んで、大儲けになったそうな。

個人による土地投機、土地ころがしという考えが、この時代にすでにあったという話なんですが、日本の土地は戦後、特に高度経済成長期以降、熱狂的な勢いでころがるようになります。

そういう経済観念の変化の中で建てられたお墓が、現代では特に都市部では購入するのも維持するのもタイヘンになってきたようで、墓じまいして合葬にして、永代供養するところが増えてきたようです。

中国もおそらくここ30年ほどの急速な発展が落ち着くころには、都市部の墓地のありようと郊外や田舎のありように変化が起こるのではないかとおもいます。

先祖代々ではなくひとり一基というのは、そういう文化だということもあるんだとおもいますが、いまの中国の経済成長の勢いを感じるような話だともおもいました。

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